うさぎ・ハムスター・鳥を連れて行くとき
うさぎ・ハムスター・鳥などの小動物を動物病院へ連れて行くときは、普段使っているケージやキャリーのまま、中を掃除せずに、急な温度変化を避けて移動するのが基本です。小動物は移動そのものが負担になりやすく、ケージに残ったフンや食べ残しの様子は、診察の大切な手がかりになります。この記事では、共通して準備したいことと、うさぎ・ハムスター・鳥それぞれのポイント、当日の段取りをまとめました。
この記事でわかること
- 連れて行く前のケージ・キャリーの準備
- 移動中の温度で気をつけたいこと
- うさぎ・ハムスター・鳥それぞれのポイント
ケージはどうする?
普段使っているケージやキャリーのまま連れて行きます。
連れて行く前に、ケージの掃除はしないでおきます。フンや食べ残しの様子が、診察の大切な手がかりになるためです。
移動中の温度に気をつける
移動中は、急な温度変化を避けるようにします。
- 夏は、車内の暑さに特に注意する
- 冬は、移動中の冷え込みに特に注意する
種類ごとのポイント
うさぎ
底が安定したキャリーに、普段食べている牧草を少し入れて連れて行きます。周りが見えないほうが落ち着く子が多いため、キャリーに布をかけるのもおすすめです。
ハムスター
できるだけ普段のケージごと、床材はそのままで連れて行きます。移動中に回し車などで動き回ってケガをしないよう、外せるものは外しておくと安心です。
鳥
普段のカゴのまま、布などをかけて連れて行きます。鳥は温度変化に敏感なため、移動中の保温・暑さ対策には特に気を配りたいところです。カゴの底に敷いた紙は、フンの状態を確認できるため、そのままにしておきます。
うさぎ・ハムスター・鳥などの小動物は、体調不良を隠す傾向があるといわれています。「なんとなくいつもと違う」と感じた段階が、早めの受診を考えたいタイミングです。
当日の段取りは?
普段の食事内容や飼育環境の写真・メモがあると、診察がスムーズになります。種類や診察の内容によっては、事前に準備をお願いする場合があります。
当院では、犬・猫のほか、うさぎ・ハムスター・鳥の診療にも対応しています。通常の外来診療は予約制ではなく、診療時間内の受付後、スタッフが案内します。初めての受診のときや、様子で心配な点があるときは、受付でスタッフに伝えることができます。
まとめ
小動物を動物病院へ連れて行くときは、普段のケージやキャリーのまま、中は掃除せずにフンや食べ残しを残しておき、移動中は急な温度変化を避けます。うさぎは牧草を少し入れて布をかけ、ハムスターは回し車など外せるものを外し、鳥は布をかけて保温・暑さ対策をしておきます。普段の食事内容や飼育環境の写真・メモも用意しておくと、診察の参考になります。
獣医師 宍戸優太